2025-08-19 10:59:51 配信
マダニ媒介「SFTS」が過去最多 全国の感染者135人に 致死率3割ほどで注意必要

「SFTS」=「重症熱性血小板減少症候群」は、ウイルスを持つマダニにかまれて起きる感染症の一つです。
発熱や吐き気などを引き起こし、致死率は27%ほどとされています。
JIHS=国立健康危機管理研究機構によりますと、8月10日までの全国の感染者は135人となり、過去最多だった2023年の1年間での134人を超えました。
都道府県別では最も多いのが高知の14人で、次いで長崎と大分で9人、島根と熊本で8人となっています。
これまで感染の確認は西日本が中心でしたが、今年初めて北海道でも確認されています。
専門家は、農作業や山に入る時は肌の露出を少なくし、マダニにかまれてしまった場合は、自分で取り除かずに速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けています。
LASTEST NEWS