2025-08-17 10:59:44 配信
公園で犬の散歩NGに賛否 約60年前に条例で禁止「時代遅れ」と指摘も 見直し検討へ

長野市では市内のほとんどの公園で犬を含むペットを散歩させることが、条例で原則禁止されています。
条例ができたのはおよそ60年前で、一部の市民からは「時代遅れ」だとして、廃止を求める声が上がっています。
市の調査では、「公園で犬を散歩させるべきではない」という回答が、およそ17%であるのに対し、75%が「マナーが守られればよい」と答え、容認派が反対派を大きく上回りました。
長野市 荻原健司市長
「時代背景としては合わないんじゃないか。ペットは家族、家族同然。市民の暮らしを見てもそう感じます。(条例の)見直しも含めて、公園づくりを進めていきたい」
神奈川県鎌倉市でも、一部の大きな公園を除き、住宅地にある街区公園では、市のルールで犬の立ち入りが禁止されています。
市はこれまで、「小さな公園では犬と人間と十分な距離が確保できない」として理解を求めてきました。
鎌倉市在住(60代)
「犬が好きな人もいるけど、嫌いな人もいるんで。一部の人がそれに関して嫌だっていう思いがあるなら、それはやっぱり尊重しないといけない」
「海外に旅行すると、ワンちゃんがバスとか電車に乗って旅行していたり。それを見ちゃうと、この国とかここで起こっていることってちょっと窮屈だなと思います」
鎌倉市は今後、アンケートを実施したうえで、ルールの見直しを検討するということです。
(「グッド!モーニング」2025年8月17日放送分より)
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