2025-08-04 09:09:15 配信

マンホール転落で4人死亡 硫化水素が基準の15倍以上

 埼玉県行田市で2日、下水道管の清掃作業をしていた53歳の男性がマンホールに転落し、助けに入った50代の男性3人と合わせて4人が死亡しました。

 作業開始時に義務付けられている硫化水素の濃度を測ったところ基準値内だったため、作業員は防護マスクを着けずに作業していました。

 しかし、消防が救出に駆け付けた際には、基準の15倍以上の硫化水素が検知されたということです。

 4人は、普段着用している転落防止の安全器具を付けていなかったことも分かりました。

 今回の作業は1月に同じ埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故を受けて行われたもので、警察は当時の安全管理の状況について調べています。

(「グッド!モーニング」2025年8月4日放送分より)

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