2025-07-27 10:14:46 配信
強盗殺人で母娘死傷 外国人風の男 刃物持ち逃走中 インターホン鳴らし「お金」

■強盗殺人で母娘死傷“刃物男”逃走中
夕暮れ前の住宅街で、事件は起きました。
近隣住民からの119番通報
「(被害者の家に)男が急に入ってきて刃物で顔と首を刺した」
警察によると、26日午後4時半ごろ、佐賀県伊万里市の住宅でこの家に住む母と娘が男に刃物のようなもので切り付けられました。
娘の椋本舞子さん(40)が玄関で血を流して倒れていて、その場で死亡が確認され、70代の母親もけがをして病院に搬送されたということです。
母親の説明によると、当時玄関の鍵はかかっていてインターホンが鳴ったためドアを開けたところ、男が押し入ってきて「お金」「財布を見せろ」と言ったといいます。
脅しの後、娘の舞子さんが切り付けられ、母親も続いて切り付けられましたが、自力で外に逃げて近くの人に助けを求めたということです。
男は外国人風の20代くらい、黒髪短髪、黒の半そでTシャツに茶色の長ズボンを履き、マスクを着けていて、刃物のようなものを持って今も逃走しています。
専門家は動機が金目当てだったのか、疑問が残る事件だといいます。
元埼玉県警 捜査1課 佐々木成三氏
「かなり卑劣で異質な事件。目的が果たして金銭的なものだけなのか、首や顔を狙うのが殺意が明確。恨みとかそういったものより(容疑者の)理性的なゆがみ、抑制できないゆがみも感じられる」
警察は、強盗殺人事件としておよそ50人態勢で捜査本部を設置し、逃げた男の行方を追っています。
(「グッド!モーニング」2025年7月27日放送分より)
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