2025-07-15 19:15:47 配信
“薬効かない”耐性菌増 「百日せき」感染が過去最多

百日せきの流行が収まりません。
子ども
「金曜日から喉が痛い」
医師
「せきは?」
子ども
「いっぱいしている」
1週間で新たに確認された患者は過去最多の3578人。累計は4万人を超えました。その中で増えているのが…。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「マクロライド系抗生物質が効きにくい患者が増えている」
これまで使われていた薬が効きにくい、耐性菌に感染した患者です。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「したがって第2選択薬のST合剤、バクタという抗生物質を慎重に使うが、少し強い(薬)ですから、妊婦や新生児には原則、使わない。使うとなれば、相当な高度の医療施設で覚悟を持ってモニタリングしながら使う」
百日せきの感染力はインフルエンザの10倍ほどだといいます。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「せきエチケットをすることも重要になる。接触感染もあるので手洗いアルコール消毒も有効。手洗い+アルコール消毒、できれば高性能のHEPAフィルターをようした空気清浄機を併用」
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