2025-07-15 15:24:53 配信

血液製剤約1.3万本が使用不能に 「新鮮凍結血漿」 冷凍庫の電源が落ちるトラブル

 東京都赤十字血液センターで冷凍庫の電源が落ちるトラブルがあり、血液製剤1万3700本が使用できなくなりました。

 FFP(新鮮凍結血漿(けっしょう))は凍結させた血液製剤で、献血で集めた血液から作られています。

 東京都赤十字血液センターなどによりますと、5月、FFP1万3700本が使用できなくなりました。

 冷凍庫の冷却設備を更新した際、機器の付け間違いがあり、その影響で冷凍庫の電源が落ちてしまったということです。

 原料の品質に問題はないため、別の原料に転用するとしています。

 FFPは全国の在庫で融通できたため、納品に影響はなかったということです。

 福岡厚労大臣は15日、閣議後の会見で「速やかに報告するように強く要請した」とし、再発防止策を求めています。

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