2025-07-14 16:17:34 配信
新宿タワマン女性殺害 懲役15年 東京地裁が判決 52歳被告の男 検察側の求刑は17年

和久井学被告(52)は去年5月に新宿区のタワーマンションの敷地内で平澤俊乃さん(当時25)をナイフで刺して殺害した罪などに問われています。
今月14日の判決で東京地裁は「刺すことをやめるよう懇願する被害者に『死んでくれ』と言い、ナイフの柄と刃が分離すると、もう1本のナイフを取り出してまで継続し、殺意は強固」と指摘しました。
そのうえで、大切にしていたバイクと車を売却し、被害者に1600万円を渡すなどしたなかで「和久井被告の気持ちを利用し、経済的に追い詰めるもので、犯行の原因の一端であるものの殺人を正当化する理由にならない」として、和久井被告に懲役15年を言い渡しました。
これまでの裁判で和久井被告は起訴内容を認めていました。
検察側は懲役17年を求刑した一方、弁護側は懲役11年が相当と主張していました。
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