2025-06-28 18:07:08 配信

現在より約8倍観測可能 「ハイパーカミオカンデ」公開 岐阜・飛騨市

 岐阜県飛騨市にある素粒子「ニュートリノ」の観測装置がバージョンアップします。

 カミオカンデは飛騨市の地下600メートルにある東京大学宇宙線研究所の巨大な実験装置で、素粒子「ニュートリノ」を観測します。

 現在の「スーパーカミオカンデ」に変わる「ハイパーカミオカンデ」が建設中で、実験装置の設置に必要な巨大な空洞の掘削がほぼ完了し、報道向けに公開されました。

 空洞は高さ94メートル、直径69メートルの大きさでハイパーカミオカンデは現在のおよそ8倍の観測が可能だということで、3年後の実験開始を目指しています。

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