2025-06-28 06:20:34 配信
生活保護費 引き下げ違法 厚労省が減額分の扱い検討

厚労省が2013年から2015年に物価の下落を反映するなどして生活保護費の支給額を最大で10%引き下げたことについて、最高裁は今月27日、引き下げの違法性を認めて減額の取り消しを命じました。
判決を受け、福岡資麿厚労大臣は「判決内容を十分精査し、適切に対応する」とコメントを出し、今後は専門家も交え、減額分の扱いについて検討を進めます。
原告のひとり、千代盛学さん(71)は「判決については感無量」と話しています。
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