2025-06-03 10:52:51 配信

長嶋茂雄さん死去 89歳 読売巨人軍終身名誉監督

 元プロ野球選手で「ミスター」の愛称で親しまれた読売巨人軍の終身名誉監督・長嶋茂雄さんが肺炎のため3日朝、亡くなりました。89歳でした。

 読売新聞グループ本社によりますと、長嶋さんは午前6時39分、都内の病院で亡くなりました。

 千葉県佐倉市出身の長嶋さんは立教大学を卒業後、巨人軍に入団して勝負強い打撃を武器に王貞治さんらとともに主力選手として巨人の「V9」に貢献しました。

 6回の首位打者や5回のMVP獲得、プロ通算444本のホームランを記録するなど、昭和のプロ野球を席巻しました。

 1974年に現役引退後は監督に就任して巨人軍をリーグ優勝5回、日本一に2回導きました。

 2004年に68歳で脳梗塞(こうそく)を発症しますが、リハビリを重ね、日本野球界の発展に尽力してきました。

 「ミスター」の愛称で広く国民に親しまれ、2013年には「国民的スターとして国民に深い感動と社会に明るい夢と希望を与えた」として、まな弟子の松井秀喜さんとともに国民栄誉賞も受賞しました。

トップへ戻る