将棋の藤井聡太七冠（22）に永瀬拓矢九段（32）が挑戦する名人戦七番勝負の第5局が茨城県古河市で開催されるのを前に前夜祭が開かれ、両者が意気込みを語りました。

藤井聡太七冠
「（これまでの）4局の内容の反省点を踏まえて、よりよい内容の将棋が指していけるように2日間、っかり集中して戦っていきたいと思います」

永瀬拓矢九段
「名人戦はやはり9時間の長丁場ですので、一手一手考えることが重要なのかなと思います。一局一局、目の前の局面、勝負を一生懸命頑張りたいと思っております」

　この名人戦では藤井七冠は3連覇がかかり、永瀬九段は初挑戦でのタイトル獲得を狙います。

　藤井七冠が3連勝し、3連覇に王手を掛けましたが、第4局では永瀬九段が勝利し、1勝3敗としました。

　藤井七冠が3連覇を決めるのか、永瀬九段が2勝とするのか、第5局は古河市のホテルで29日午前9時から始まります。

　名人戦は持ち時間がそれぞれ9時間の2日制で、勝敗は30日に決まります。