2025-05-22 17:25:46 配信

JR東グリーン車乗務員が料金を払っていない同僚らをグリーン車に不正乗車

 JR東日本の路線で接客業務をする「グリーンアテンダント」がグリーン料金を払っていない同僚や友人をグリーン車に乗せる不正が合わせて28件あったことが分かりました。

 JR東日本の子会社「JR東日本サービスクリエーション」は22日、首都圏の普通列車グリーン車で接客業務を担当するグリーンアテンダント11人がグリーン料金を払っていない同僚や友人をグリーン車に乗せる不正が合わせて28件あったと発表しました。

 会社によりますと、中央快速線のグリーンアテンダント2人が今年3月から4月に、お互いがプライベートで列車に乗っている時に座席のランプの色を変える操作をし、グリーン料金を徴収しない不正を15回繰り返していたことが判明しました。

 その後の調査で他にも湘南新宿ラインや東海道線で勤務するグリーンアテンダント9人も2023年5月から今年4月までに同じように同僚や友人に便宜を図る不正を計13件行っていたことが分かったということです。

 会社は不正に関わった11人を懲戒処分としたうえで、「全社員に対して執務の厳正を指導徹底させ同様の事象を二度と起こさぬよう努めて参ります」とコメントしています。

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