20日、北九州市の資材置き場で男性の遺体が見つかった事件で、警察は、男性の息子で土木建設会社社長の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

　警察によりますと、北九州市小倉北区の華山龍馬容疑者（46）は、先月18日、小倉南区市丸にある、資材置き場の土の中に父親の龍一さん（87）の死体を遺棄した疑いが持たれています。

　現場の資材置き場は華山容疑者が営む土木建設会社が管理していて、父親の龍一さんはこの会社の創業者でした。

　調べに対し、華山容疑者は「私はやっていません」と容疑を否認しています。

　この事件を巡っては先月、父親の龍一さんの行方不明届が出ていて、警察が監禁された疑いで行方を探していました。

　警察は、親子の間で何らかのトラブルがあったとみて殺人の疑いも視野に捜査を進めています。