2025-05-20 20:36:54 配信

首都高6人死傷事故 遺族「最大の量刑を」 トラック運転の男 初公判で起訴内容認める

 首都高速で去年、トラックが乗用車に追突して6人が死傷した事故で、トラックを運転していた男が初公判で起訴内容を認めました。

 降旗紗京被告(29)は去年5月、埼玉県戸田市の首都高速美女木ジャンクション付近で運転していたトラックで乗用車に追突し、6人を死傷させた過失運転致死傷の罪に問われています。

 20日の初公判で降旗被告は、起訴内容を認めました。

 検察側は冒頭陳述で「自らの体調不良を自覚していた」「事故を起こすことはないなどと安易に考えた」と指摘しました。

事故で夫を亡くした女性
「我々、遺族は一生耐え難い苦しみのなか、生きていかなければなりません。今後の交通事故のさらなる厳罰化、量刑の重さに大きく貢献できる1歩になることを願ってやみません」

 裁判の後、会見した遺族の1人は降旗被告について「司法ができる最大の量刑を与えてほしい」と訴えました。

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