2025-05-18 15:21:30 配信

地震からの復興願い山車がぶつかり合う 富山・高岡市「けんか山」

 能登半島地震からの復興が続く富山県で、江戸時代から続く伏木曳山祭が行われました。

 富山の港町・高岡市の伏木曳山祭は「けんか山」の別名を持つ勇壮な祭りで、見どころはおよそ8トンの山車(やま)が激しくぶつかり合う「かっちゃ」です。

 去年は能登半島地震の影響から山車の数を減らして「かっちゃ」も無観客でしたが、今年は2年ぶりに7基すべての山車が巡行し、地元住民に限定して観客も受け入れました。

地元の人
「地盤が揺れる感じ。すごい迫力」
「やっぱいいですよね、祭りは。みんな元気になって、笑顔になっていいですよね」

 液状化対策など震災からの復旧工事は続いていて、山車の巡行ができない場所もまだありますが、少しずつ元の形に戻していきたいと祭りの関係者は話しています。

トップへ戻る