2025-05-16 14:03:59 配信
投薬ミスで70代患者死亡 病院は過失認め遺族に賠償 愛知・岡崎市

岡崎市民病院によりますと、おととし、肝門部胆管がんなどで入院した70代の男性に対し、脳梗塞(こうそく)を予防するため血液を固まりにくくする抗凝固薬を投与しました。
男性は腎機能の障害があったため、抗凝固薬を通常の半分の量に減らす必要がありましたが、誤って通常と同じ量を投与し、男性は脳出血で2日後に死亡しました。
病院は薬の量を減らさず投与したことと、男性が死亡したことの因果関係を否定できないとして過失を認め、遺族に1000万円の損害賠償を支払うことを明らかにしました。
LASTEST NEWS