2025-05-11 05:51:02 配信

秋田 風力発電の羽根落下 通報9分前に「振動エラー」感知

 秋田市で風力発電の羽根が落下した事故で、通報の9分ほど前に風車の「振動エラー」が感知されていたことが分かりました。

 2日、秋田市で風力発電の羽根が落下し、落ちた羽根の近くで男性(81)が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。

 警察や風車を設置した「さくら風力」などによりますと、午前10時16分ごろの「プロペラが落ちている」との通報よりも前、午前10時7分に、この風車で地震や強風などで大きな振動を受けた際に出る「振動エラー」が感知されていたということです。

 さくら風力は「振動エラー」が羽根の落下に関係しているのかどうか、今後も調査を続けるとしています。

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