2025-05-10 14:56:33 配信

同居する兄の遺体を遺棄か 女(71)を逮捕 生活保護費不正受給の可能性 東京・江東区

 東京・江東区の住宅で高齢男性とみられる遺体を遺棄したとして71歳の女が逮捕されました。死亡した兄の生活保護費を不正に受給していた可能性があるということです。

 無職の新田芳子容疑者は、江東区枝川の自宅に高齢男性とみられる遺体を遺棄した疑いが持たれています。

 警察によりますと、9日午後1時半ごろに江東区役所の職員から「生活保護の受給者と連絡が取れない」と警察に連絡があったということです。

 警察が新田容疑者の自宅を訪れたところ、2階で白骨化した遺体を発見しました。

 新田容疑者は2歳年上の兄と同居していて、「部屋の中の骨は兄です。最後に生きているのを見たのは3年くらい前で、部屋の中で死んでいることは気付いていたが、そのままにしました」と話し、容疑を認めているということです。

 警察は新田容疑者が死亡した兄の生活保護費を不正に受給していた可能性があるとみて詳しく調べています。

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