2025-05-08 12:13:40 配信
東大院教授ら高額接待強要か 共同研究団体が来週にも提訴へ

化粧品の開発などをする「日本化粧品協会」は2023年から東京大学大学院と共同で研究をしていました。
しかし、研究に携わる医学系研究科所属の男性教授ら2人から高額な接待を複数回にわたり強要され、大学側に通報したところ研究を中断させられたと主張しています。
日本化粧品協会 引地功一代表理事
「怒りというよりはちょっと落胆しています。ちゃんと話せばやっていただけるんじゃないかと(思っていました)」
訴状などによりますと、高級飲食店などで団体側が支払った接待額は合わせて2000万円に上ります。
教授ら2人を接客した従業員
「お会計50万円、60万円をお連れさんが払ってました」
団体側は大学側に対し、およそ3900万円の損害賠償や研究の再開を求めて、来週にも東京地裁に裁判を起こす方針です。
大学側はANNの取材に対して「お答えできかねます」としているほか、大学側を通じて教授らのコメントを求めましたが、現時点で返答はありません。
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