相模原市教育委員会は駅の構内や電車内で盗撮行為をしたとして、中学校の元校長の男性教師を懲戒免職処分としました。

　神奈川県相模原市の教育委員会によりますと、市内の中学校の男性教師（61）は先月27日正午ごろ、JR横浜線と小田急線の駅の構内と電車の中で左の足首に装着した小型カメラを使って女性2人の下半身やスカートの中を盗撮したということです。

　電車の中での盗撮行為を目撃した乗客が男性教師に声を掛けたことで発覚し、現在は在宅で警察の取り調べに応じています。

　事件当時、この男性教師は市内の中学校の校長でした。

　教育委員会の聞き取りに対して「ストレスから逃げたかった」「スカートが短い女性を狙った」という趣旨の話をしていて、同様の手口で去年の12月から10回から12回にわたって10代から40代とみられる女性を盗撮していたということです。

　市の教育委員会は今月18日付でこの男性教師を懲戒免職処分としています。