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2024-04-23 17:22:22 配信

40mから落下も“命に別状なし”男性を救った物は何だったか?

 高さ40メートルから落下しましたが、命に別状はないということです。

 バラバラになった足場。骨組みは歪み、事故の衝撃を物語っています。2日午後4時ごろ、作業員が集合住宅の屋上付近から落下しました。

 作業員は高さ約40メートルある集合住宅の屋上付近で足場の取り外し作業を行っていたところ、パイプを引き上げる機械が突如、作動。足場は重みが掛かって崩壊し、作業員の1人は地上へ落下しました。

 高さ14階の集合住宅ですが、命に別状はありませんでした。なぜ助かることができたのでしょうか。専門家は…。

全国仮設安全事業協同組合 東尾正専務理事
「びっくりしました。2、3メートルであっても墜落した場合、死亡例がある。今回の40メートル級で墜落・転落をして命を取りとめるということは、よほど幸運が重なった。奇跡に近い」

 警視庁によると、作業員は工事現場のシートに絡まりながら落下したことで速度が落ちたとみられています。

全国仮設安全事業協同組合 東尾正専務理事
「墜落による死亡者のほとんどの原因は急激な速度の上昇、加速度の上昇による激突。これ(シート)が一種の保護材として活用されたのは、ないわけではない」

 警視庁は事件・事故の両面で詳しい原因を調べています。

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