2025-12-23 17:59:30 配信
千葉ロッテマリーンズ 景表法違反の疑いで行政処分
有料ファンクラブの会員になれば選手の直筆サイン入りボールを手に入れられるかのように表示していたとして、プロ野球の千葉ロッテマリーンズが景品表示法違反の疑いで行政処分を受けました。消費者庁によりますと、千葉ロッテマリーンズは今年1月、ファンクラブの無料会員などに対して有料ファンクラブへの加入を勧誘するはがき約4万通を送りました。
はがきには「受け取った方限定」「選手の直筆サイン入りボールをお渡しします」などと書かれていましたが、実際にサインボールを入手できたのは有料ファンクラブに入会した人の1割未満だったということです。
消費者庁は景品表示法違反(有利誤認表示)の疑いがあるとして、今月23日付で千葉ロッテマリーンズが提出した再発防止策などの確約計画を認定しました。
確約計画は景品表示法に基づく行政処分で、事業者が再発防止策などを自主的に作成し、消費者庁の認定を受ければ措置命令や課徴金納付命令を免除されます。
千葉ロッテマリーンズは「広告表示に関する社内チェック体制の強化をより一層、徹底し、再発防止に取り組んで参る所存です」とコメントしています。
画像:消費者庁ホームページより
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