2025-12-20 10:17:42 配信

ニデック創業者 永守重信氏が代表辞任 不適切な会計処理の調査中

 モーター大手のニデックは、創業者の永守重信代表取締役グローバルグループ代表(81)が20日付で辞任したと発表しました。

 ニデックによりますと、辞任は永守氏本人の意向によるもので、今後は、非常勤の名誉会長に就くということです。

永守氏のコメント
「1973年、私はたった4人で日本電産を創業した。人もいなければ金もない。設備はもとより技術も知名度もない。小さなプレハブ小屋からのスタートでした」

 永守氏は創業から50年余り代表取締役を務めてきました。今回の辞任に伴い、取締役会議長には岸田光哉社長(65)が就きます。

 ニデックは不適切な会計処理の疑いが相次いで発覚し、自社やグループ会社の経営陣が関与していた可能性も浮上していて、第三者委員会が調査をしています。

永守氏のコメント
「不正経理の疑義について(中略)ニデックの企業風土が云々(うんぬん)と言うことで、世間の皆様方にご心配をおかけすることになった。この点、申し訳なく思っています」

(「グッド!モーニング」2025年12月20日放送分より)

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