先週の日経平均株価は1600円余り上昇し、5万円の大台をキープして取引を終えました。

　1日から始まる師走相場。専門家は堅調な値動きを予想します。

マネックス証券　広木隆氏
「今ちょうど、9月の中間決算の中間配当金が投資家のもとに支払われている。その手元にもらった配当金をもう一回再投資するという動きがあるので、基本的に堅調な相場になるのでは」

　市場が注目しているのは、来週アメリカで開かれるFOMC（連邦公開市場委員会）で、FRB（連邦準備制度理事会）が、3会合連続の利下げに踏み切るかどうかです。

広木氏
「当然、このFOMCを巡っての思惑が市場を動かすことになる。政府閉鎖の影響で、一番重要な政府の雇用統計が出てこない。その代替として、非常に注目を集めているのが民間の雇用統計、ADPの雇用統計が3日に出る。ISMが発表している製造業・非製造業の景気指数も出る。これらの経済指標に市場の注目が集まっている」

（「グッド！モーニング」2025年12月1日放送分より）