利上げの方針など、金融政策について話し合ったということです。

日銀　植田総裁
「インフレ率が（目標の）2％で持続的、安定的にうまく着地するように徐々に金融緩和の度合いを調整しているところだと申し上げた」

　高市総理大臣は就任後、初めて日銀の植田総裁と会談しました。

　植田総裁は取材に対し金融政策について説明し、高市総理は「了解していた」と述べました。

　そのうえで、追加利上げについては「今後のデータ次第で適切に判断していく」としました。

　また、一時1ドル＝155円台まで円安が進んだ為替相場についても議論したと明らかにし、「政府と連携して、為替の動向や経済影響を注視したい」と話しました。