先月、日本を訪れた外国人観光客は389万人を超え、10月として過去最多を更新しました。

　日本政府観光局によりますと、10月の訪日外国人客数は389万6300人でした。

　10月として最も多かった去年を58万人以上と大幅に上回りました。

　紅葉シーズンが始まったことに加え、中国や韓国などで大型連休にあわせた需要が高まったとみられます。

　韓国や台湾、アメリカなど18の国と地域からの訪日客は10月としての過去最多を記録し、なかでも韓国からの訪日客が最も多く、86万7000人でした。

　また、カナダやフランスなど5つの国と地域はひと月あたりの客数でも過去最多となりました。

　1月から10月までの累計は3500万人を突破していて、過去最速のペースで推移しています。