2025-11-10 11:00:05 配信
親の介護 8割が「不安」 一方で親の介護未経験の7割超が備えなし
将来の親の介護について約8割の人が不安を感じながらも親の介護を経験していない人の7割以上が何も備えをしていないことが明らかになりました。住友生命は60歳以上の親がいる、または親が要介護状態だったことがある20代から60代の1000人を調査しました。
それによりますと、将来、親が介護を必要とする状態になった場合について、何らかの不安を感じている人は80.7%でした。
一方で、親が要介護状態だったことがない人のうち75.2%もの人が「決まっていること・把握していることはない」と回答しました。
多くの人が不安を感じながらも何も準備できていない現状が浮かび上がる結果となっています。
介護する際の不安で最も多いのは「公的介護保険制度の知識がない」で42.8%となり、「仕事と介護の両立(40.9%)」「介護費用等の経済的負担(37.1%)」と続きました。
介護による経済的負担を軽減するには仕事と介護の両立が重要ですが、「不可能」「どちらかといえば不可能」と答えた人は63.9%に上りました。
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