2025-10-07 13:01:49 配信
30年債落札利回り 過去最高の前回を下回る 自民党総裁選後の初めての入札

財務省が7日に実施した30年債の落札利回りは3.259%と、1999年に入札が始まって以来過去最高だった先月の3.277%を下回りました。
応札額を落札額で割った応札倍率は3.41倍で、前回の3.31倍を上回りました。
今回の入札は積極的な財政政策を唱える高市早苗氏が自民党の新総裁に選ばれてから初めての入札で、財政悪化への懸念から満期までの期間が長い国債の利率が上昇するとの見方が出ていました。
しかし、財政規律派とされる財務大臣経験者などが自民党の役員に起用されたことで、投資家に安心感が広がったほか、足元の金利上昇を受けて表面利率が上がったことも堅調な需要につながったとみられています。
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