東証プライム市場に上場する企業の女性役員の比率が18.4％だったことが経団連の調査で分かりました。政府の目標をわずかに下回っています。

　政府は東証プライム上場企業の女性役員の比率を2025年に19％、2050年に30％にすることを目標に掲げていますが、経団連の調査では今年7月時点の女性役員の比率は18.4％でした。

　去年より2.3ポイント増えたものの、目標には届きませんでした。

　一方で、経団連会員企業の女性役員比率は19％でした。

　また、政府は今年中にプライム上場企業で女性役員がゼロの企業をなくすことも目標としていますが、全体の2.4％にあたる39社は女性役員の登用がゼロでした。