2025-09-19 20:04:11 配信

サバも絶品!行列が 無料も!ノルウェーサーモン

 子どもから大人まで大人気の「ノルウェーサーモン」です。サーモンを無料で食べられるイベントに行列ができています。

■シーフードフェス開催 サバ無料も

 皆さんのお目当ては…香ばしく焼けた脂たっぷりのサバ。そして、サーモン。

 ノルウェーの海で育った魚を味わい尽くすシーフードフェスティバルが19日から始まりました。

 脂がたっぷりのったサバの炭火焼き。イベント期間中、2000食限定で無料で振る舞われます。

来場者
「塩加減もいいし、身は脂がたっぷりのっていておいしい。においもクセがない。おいしい、間違いない」

 実は、私たちの食卓で食べるサバのおよそ半分はノルウェー産。世界的にサバの需要が高まる一方、日本での漁獲量は減少傾向にありますが…ノルウェーでは、まさにこの時期からサバ漁が開始されます。

 夏の間ノルウェー沿岸で餌(えさ)を食べてゆっくりと成長したサバは、秋には最も脂がのっています。そして19日朝、羽田空港に飛行機が到着。とれたてのノルウェー産のサバおよそ1000キロが、今シーズン初めて日本に届きました。

 イベントではノルウェー産のサバと、和を掛け合わせた「サバの混ぜご飯」も人気です。ほぐした身をたっぷり混ぜ込んだごはんにお客さんも舌鼓。

来場客
「いつもは自分で焼いているのですごくパサパサになる。(このサバは)全然パサパサがないのでおいしい」

 ノルウェーといえば、サーモンも外せません。サーモンのステーキや、自家製の燻製(くんせい)サーモンと野菜をたっぷりのせたオープンサンド。

アイスランドから来た客
「アイスランド近海でとれたサーモンは強い味がする。ノルウェーのサーモンはとてもおいしい」

 さらに、脂ののった旨味たっぷりのノルウェー産サーモンも無料で配布します。

来場者
「店なら10貫食べたい」
「全然食べられます。無限でいけます」

 冷たい海の中でゆっくり育つので、旨みが増すのだそうです。

■サーモン寿司はノルウェーが発祥?

 今やすしのネタとして不動の人気を誇るサーモンですが、実はノルウェーなくして食べられなかったかもしれないのです。

 一体どういうことなのでしょうか。教えてくれるのは…。

 なんと、ネクタイまでサーモン。イベントを主催するノルウェー大使館水産部・ヨハンさんです。

ノルウェー大使館水産部 ヨハン・クアルハイムさん
「今から40年前、日本では生のサーモンはすしネタとして使われていませんでした。そこでサーモンの養殖をしていたノルウェー人が日本のすし職人に『ぜひすしネタに試してほしい』とサーモンを持っていったのが始まり」

 実は40年前までは、日本では寄生虫などの心配から生のサーモンは食べられていませんでした。

 そこに目を付けたのがノルウェー政府です。高度な養殖技術により、生食でも安全で食べられると日本にアピール。その結果、サーモンはすしネタの定番として定着していったのです。

 すし店で働いているという女性は…。

すし店で働いている女性
「(ノルウェー提案だと)知らないで売っていた。サーモンのことを聞かれたら言っておきます」

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