2025-09-08 14:32:12 配信

7月の経常収支 6カ月連続黒字ながら幅は縮小

 7月の日本の経常収支は6カ月連続で黒字となりましたが、黒字幅は前の年より2割近く縮小しました。

 海外との総合的な取引を示す経常収支は、前の年の同じ月より6354億円黒字幅を縮小し、2兆6843億円の黒字でした。

 最近の経常収支の黒字の柱となっている第一次所得収支が、円高を背景に海外の子会社からの配当金の受け取りが減少するなどしたため、黒字幅が5300億円以上縮小しました。

 貿易収支はトランプ関税の影響で輸出が減少したものの、エネルギー価格の下落による輸入額の減少が大きく、赤字幅は縮小しました。

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