日米関税協議の合意を受けて輸入が増えるアメリカ産のコメについて、小泉農水大臣は「主食用にしない」との考えを強調しました。

小泉農水大臣
「一番懸念されていたのはさらなるコメの流入が来るのではないかと、しかも主食用米として、こういったことについては全くない。（生産者は）安心してほしいと思います」

　日本は今後、無関税で輸入を義務付けられている「ミニマムアクセス」のコメ、総枠およそ77万トンを維持したうえで、アメリカ産の割合を増やします。

　小泉大臣はアメリカ産のコメは「主食用にはならない」として、農家への影響は限定的だと強調しました。

　また、15％の関税がお茶や日本酒、ブリといった農林水産物の輸出に与える影響を判断し、必要に応じて対応策を講じるとしています。