2025-07-16 09:25:59 配信

長期金利1.595% 17年ぶり高水準

 今回の参議院選挙では、与野党が給付金や消費税の減税を訴えるなど、財政拡張的な政策を打ち出しています。

 15日の債券市場では、財政悪化への懸念から国債が売られ、金利が上昇する展開となりました。

 長期金利の代表的な指標である10年ものの国債利回りは、一時1.595%まで上昇しました。2008年のリーマンショック以来、およそ17年ぶりの高い水準です。

 長期金利は、定期預金の利息や住宅ローンの固定金利など、私たちの暮らしにも大きく影響します。

 加藤勝信財務大臣(69)は、こう述べました。

「市場参加者の皆さんの間では、今後の我が国の財政運営の在り方に高い関心が持たれている」
「日本国債に対する市場の信認が失われることのないよう、適切な財政運営に引き続き努めていく」

(「グッド!モーニング」2025年7月16日放送分より)

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