2025-07-15 21:59:06 配信

太平洋のクロマグロ国際会議が閉幕 新たな漁獲ルールで合意に至らず

 富山市で行われていた太平洋のクロマグロの資源管理を巡る国際会議が閉幕しましたが、新たな漁獲ルールについて合意には至りませんでした。

 クロマグロは乱獲などの影響で減少しているため、国際的な資源管理が行われています。

 9日から行われた会議には日本の他にアメリカ、韓国、中国など合わせて11の国や地域が参加しました。

 これまで漁獲枠は話し合いで決定してきましたが、資源量に応じて漁獲枠が自動的に決まる新たな管理方式の導入が決まっています。

 漁獲ルールを巡っては漁獲枠の増枠に積極的な日本や韓国、台湾と消極的なアメリカ、メキシコの間で折り合いがつかず、来年の会合での合意に向けて引き続き協議していくということです。

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