2025-07-08 19:26:38 配信
人手不足関連の倒産が過去最多 2025年上半期

東京商工リサーチによりますと、今年1月から6月の倒産件数(負債1000万円以上)は4990件でした。
去年の同じ時期と比べて1.1%増加し、上半期としては4年連続で前の年を上回りました。
負債総額は6902億円余りで4.2%減少しました。
また、求人難や人件費の高騰など、人手不足に関連した倒産は去年より17.8%多い合計172件でした。
上半期としては調査を始めた2013年以降で最多となっています。
東京商工リサーチは、背景に大手と中小企業の間で広がる賃上げ格差があるとしたうえで、「業績が低迷する企業は、賃上げ原資の収益確保がままならず、人手不足で受注機会を喪失し、それが業績回復を阻害する悪循環に陥っている」と分析しています。
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