2025-06-27 14:19:37 配信

EUがウナギの取引規制を提案へ 小泉農水大臣「極めて遺憾」 

 EU(ヨーロッパ連合)がニホンウナギなどすべてのウナギの国際取引をワシントン条約で規制する案の提出を決めたことについて、小泉農林水産大臣は「極めて遺憾」だと述べました。

小泉農水大臣
「累次にわたり説明のうえ、提案を取り下げるよう働き掛けを行ってきたところでありまして、今般のEUの決定は極めて遺憾であります」

 EUは、11月に始まるワシントン条約の締約国会議で、すべてのウナギ類の国際取引を規制する案の提出を決めました。採択されれば、輸出国は許可書の発行が義務となります。

 小泉大臣はニホンウナギについて、中国、韓国、台湾と保存管理を徹底していて「国際取引による絶滅の恐れはない」と述べ、同じ立場の国々と連携して日本の考えへの支持が広がるよう対応していくと話しました。

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