小泉農林水産大臣は備蓄米について、早ければ6月の頭に2000円台で店頭に並ぶように来週にも契約の手続きを始める方針を明らかにしました。

小泉農水大臣
「早ければ6月の頭には棚に2000円台の今回の備蓄米、これが並んでいるっていう姿を実現できるという可能性」

　小泉大臣は2000円台で店頭に並ぶ時期は全国均等ではなく、「早く届けられるところ」からだと説明しました。

　安い価格で早く店頭にコメが並べば結果として全体の価格を抑制できるとしています。

　また、今年の主食用米の作付けの意向が4月末時点で去年より40万トン多い、719万トンであることを明かしました。

　過去5年間で最大の生産量となる見込みです。

　そして23日午前11時すぎから、小泉大臣は楽天の三木谷会長と面会し、備蓄米のネット販売の可能性について意見交換しました。

　三木谷会長は「起爆剤として直接卸してもらって販売していけば一つの突破口になる」と述べ、随意契約に参加する意向を明らかにしました。