2025-05-22 05:50:07 配信

小泉新農水大臣「入札をいったん中止」 備蓄米の“無制限の放出”も示唆

 小泉新農林水産大臣は備蓄米の入札をいったん中止し、随意契約での対応策を早急にまとめると発表しました。

小泉新農水大臣
「来週に予定していた入札をいったん中止し、随意契約のもとでどのような条件で売り渡しができるかなど、具体的な対応策を早急に整理するよう事務方に指示を出した」

 小泉大臣は「コメの価格が下がるという方向性に向けた第一歩を示していきたい」と述べました。

 そのうえで、7月まで毎月10万トンとしていた備蓄米の放出量については「需要があれば無制限に出す」考えを示しました。

 備蓄米には限りがあるなか、大きな災害や不作となった場合の対応については「詳細な制度設計の中でつめていきたい」と述べるにとどめました。

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