2025-05-13 21:42:37 配信

ソフトバンクグループ4年ぶり黒字決算 投資先の業績好調

 ソフトバンクグループは今年3月末まで1年間の決算で純利益が1兆1533億円となり、4年ぶりの黒字となりました。

 ソフトバンクグループによりますと、世界的な株高などを背景に直接の投資先であるアメリカの通信大手「Tモバイル」やグループ傘下のファンド事業が投資している中国のネット大手「バイトダンス」などの業績が好調だったことが黒字転換の要因です。

 会見で後藤芳光CFO(最高財務責任者)は、世界経済の不透明感は増してはいるものの、アメリカでのAI(人工知能)インフラ事業であるスターゲート計画やオープンAIへの投資は、これからも積極的に行っていく方針であることを強調しました。

 一方、アメリカの関税政策によるグループ事業への影響については今のところ限定的であると話しています。

トップへ戻る