中国当局の輸入管理の担当者が来日し、日本産の水産物の輸入再開に向けた3回目の協議を行いました。

　福島第一原発の処理水放出を巡り、中国はIAEA（国際原子力機関）の枠組みのもとで海水などのサンプリング検査を行っていて、これまで2回の検査では異常は認められなかったとしています。

　今回は3月と4月に実施された2回の協議を踏まえ、中国側が提案する輸入再開に必要な要件について「突っ込んだ意見交換」を行ったということです。

　早期の輸入再開に向けて協議を加速させることで一致したとしています。