2026-03-25 18:28:22 配信

自衛隊派遣めぐり与野党攻防 「ステップアップ」総理の答えは

 自衛隊の派遣を巡ってトランプ大統領が繰り返し使った「ステップアップ」という言葉。その意味を問われた高市総理は…。

■「ステップアップ」総理の答えは

高市総理大臣
「日米首脳会談においては、ホルムズ海峡における航行の安全に関し、日本をはじめとする各国に対する貢献の要請がございました」

 ホルムズ海峡の安全確保を巡って日本は何ができるのか。

共産党 山添拓議員
「トランプ大統領は会談で日本は『ステップアップ』踏み込んで対応しようとしているNATOとは違うと。総理、『ステップアップ』とはどういう意味ですか」

 さきの日米首脳会談の冒頭でトランプ大統領が何回も使った「ステップアップ」という言葉。

 ホルムズ海峡の安全確保を巡って、トランプ大統領、日本の踏み込んだ役割に期待していることがうかがい知れました。

 その場面にいた茂木外務大臣は…。

茂木外務大臣
「トランプ大統領の発言ですから『ステップアップ』というのは『今まで以上の』ということを指すと」

共産党 山添拓議員
「私は今まで以上にという日本語訳を聞いたのではなくて、踏み込んで対応しようとしていると期待したいと、踏み込んでと何度も述べていたと思うんですね。会談のなかで確認されましたか」

高市総理大臣
「トランプ大統領の『ステップアップ』という表現がどこで出てきたのか」

「総理と一緒に並んでいるところで」

高市総理大臣
「どの分野のところで出てきたのか今すぐ思い出せません。割と日米同盟の質を高める、そういった議論でありました」

 ステップアップという言葉を認識していないという高市総理。

共産党 山添拓議員
「その意味について総理が認識されていないということであれば、緊密に連携とおっしゃっているんですけども、首脳会談のその場ですら認識を共通されていなかったと。総理自身は憲法9条の制約についてトランプ大統領にお伝えになりましたか」

高市総理大臣
「日本国の法律についてお話をいたしました」

 今後、日本が果たす役割の一つとして期待されているとみられるのが機雷を除去する自衛隊の掃海艇をホルムズ海峡に派遣することです。

高市総理大臣
「仮にある国が機雷を敷設したのであればそしてその国が交戦中であればこれを除去するということは『敷設国に対する戦闘行為』とみなされるのでできません」

 これに対し、アメリカ側は…。

参政党 神谷宗幣議員
「ウォルツ国連大使がホルムズ海峡の安全確保を巡り、高市総理が自衛隊による支援を約束したと発言をされたということだが」

高市総理大臣
「日本として何か具体的な約束をしたことはございません」

 ただ停戦状態になった場合には、機雷の除去を検討する可能性があると茂木外務大臣は話しています。

無所属(立憲民主党会派) 広田一議員
「将来的な課題として、自衛隊が機雷を掃海することについては今後検討する可能性があると」

高市総理大臣
「完全な停戦合意がなされるか否か、その時期も含めて分かっておりませんので、現時点で決まっていることはございません。将来的な可能性についてはその時その時の状況を見て、きっちりと法律にのっとって判断をし、決めていかなければならないことだと」

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