2025-12-26 19:01:24 配信

川崎重工から腕時計や家電受け取っていたとして海上自衛隊員11人処分

 防衛省は潜水艦の修理を行った川崎重工の担当者から腕時計や家電製品などを受け取っていたとして海上自衛隊の11人を新たに処分しました。

 防衛省は利害関係のある事業者から艦艇の運用に必要のない私物を受け取ったとして監督官3人を「停職」、社会通念上認められない利益を受けたとして乗組員8人を「減給」処分としました。

 処分された隊員は腕時計やゲーム機のほか、掃除機、ドライヤーといった家電製品などを受け取っていて、提供された物品は総額でおよそ116万円だということです。

 海上自衛隊では潜水艦の修理を請け負った川崎重工から乗組員が飲食の接待などを受けた問題が発覚し、防衛省は今年7月に海上自衛隊のトップなどおよそ90人の隊員を処分していました。

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