2025-12-19 11:32:28 配信
11月の消費者物価指数 前年同月比3.0%上昇 食料品など物価高続く
総務省が発表した11月の全国消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除いて前の年の同じ月と比べて3.0%上昇しました。上昇率は10月から横ばいで、食料品の値上げなどを受け、3%台の高い伸び率が続いています。
食料品では、コメの価格高騰による原材料費の高騰で、おにぎりが13.8%、鳥インフルエンザの影響による供給不足で鶏卵が12.8%上昇しました。
また、主要な生産国で干ばつなどの天候不良が発生したことにより、コーヒー豆が51.6%、チョコレートが26.7%それぞれ上昇しました。
一方、ガソリンの暫定税率が廃止されることに伴い、11月中旬から石油の元売り会社に支給する補助金を増額した影響で、ガソリンは前の月と比べて1.0%下落しました。
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