2025-12-09 22:30:36 配信
高市総理 法案の審議順「口出ししない」 定数削減法案の審議めぐり
自民党と日本維新の会が提出した議員定数を削減する法案の審議を巡って高市総理大臣は、国会運営には「口出ししない」と述べました。立憲民主党 後藤衆院議員
「国会のルールっていうのは先入れ先出し。つまり、先に審議にかかったものを先に処理して、それが終わったら次の法案と、これが大原則なんですよ。ですから、それに従っていただくということでよろしいですね」
高市総理大臣
「議員提出法案として国会に提出されたものですから、その取り扱いについては国会において決められるものだと」
立憲民主党 後藤衆院議員
「口出ししないということでよろしいですね?」
高市総理大臣
「内閣総理大臣、口出しを致しません」
国会の会期末が迫るなか、与党が提出した議員定数を削減する法案を巡っては野党側が反発していて、審議入りの見通しが立っていません。
衆議院の予算委員会で立憲民主党の後藤議員は、先に提出されている企業・団体献金の法案の処理を優先すべきだと強調しました。
高市総理は総理大臣としても自民党総裁としても議案の順番に口出しはしないと強調しました。
また、野党側は高市総理が代表を務める政党支部が法律で定められた上限を超える寄付を受けていた問題について認識をただしました。
高市総理は「企業側に法律の内容を書面で伝えたうえで寄付を受け取ることを徹底しているが、企業側が誤って寄付され、判明後、直ちに返金した」と説明し、「大変、申し訳なく思う」と陳謝しました。
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