2025-11-05 12:00:03 配信
高市総理 “裏金議員”の登用で陳謝 「有為人材に再起の機会を」
国会では裏金問題に関係した議員の要職起用について野党側が追及し、高市総理大臣が陳謝しました。立憲は裏金問題を抱える佐藤副長官について、国会に副長官として出席させないなど批判を強めています。
立憲民主党 水岡俊一参院議員
「(官房副長官の)佐藤啓参院議員は旧安倍派で裏金問題に関与していますが、選挙の審判を受けていません。まさに高市総理の任命責任が問われます」
高市総理大臣
「国会運営に混乱をきたすことになったことについては真摯におわびを申し上げます。有為の人材にはぜひ再起の機会をお与えいただき、与野党の先生方にお育ていただきますことをお願いを申し上げます」
高市総理としては、野党側に陳謝したことで幕引きを図りたい考えです。
このあと参議院では議長公邸で与野党の交流会が開かれます。
自民党幹部は「野党とより親密な関係を結ぶのにいい機会だ」と話し、関係構築に力を入れています。
一方、5日朝、ガソリン税の暫定税率を巡っては与野党6党が年内の廃止で正式に合意しました。
ただ、代替となる安定財源を巡る議論は結論を1年程度先送りしています。
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