自民党と日本維新の会は連立政権を樹立することで正式に合意しました。

自民党　高市総裁
「ぜひともきょうを1つの起点として日本経済を強くしていく、そしてまた日本の国の形を未来の世代に責任を持てる、そういう形に変えていく、その取り組みを一緒にできることをとても楽しみに致しております。よろしくお願い申し上げます」

日本維新の会　吉村代表
「我々、日本維新の会、まだまだ数も少ない弱小政党でありますが、御党と国家観そして日本を強くしたいという思いを一にしているというふうに思っております。この間、高市総裁と話をさせて頂いて、強い熱量でこの日本を前に進めるんだという思いを私も強く受けました。今一票を持たない子どもたちが大人になった時に、この日本、本当によかったなというふうに思ってもらえるような国を一緒に作っていきたいと思いますので、総裁どうぞよろしくお願いします」

　20日午後、自民党の高市総裁と維新の吉村代表が党首会談を行い、維新が「閣外協力」する形で連立政権を作ることで合意しました。

　両党は「1割を目標に衆議院の議員定数を削減するため、臨時国会で議員立法案を提出し成立を目指すこと」や維新が求める企業・団体献金の廃止を巡っては政党の資金調達の在り方について議論する協議体を臨時国会中に設置し、2年後の「高市総裁の任期中に結論を得ること」などで合意しました。

　これで21日の総理大臣指名選挙では高市総裁の選出が確実な情勢となりました。