2025-09-17 12:33:06 配信

パレスチナ承認見送りへ 政府 米と関係悪化懸念

 日本政府はパレスチナを国家として承認することを当面、見送る方向で最終調整に入りました。

林官房長官
「パレスチナの国家承認については我が国としては和平の進展を後押しする観点から、その適切な時期やあり方も含め、引き続き総合的な検討を行っているところ」

 パレスチナの国家承認について、政府内からは「承認した先の展望がない。承認することでイスラエルが暴発するリスクがある」といった慎重な声が上がっていました。

 また、イスラエルを支持するアメリカとの関係悪化への懸念もあります。

 一方で、フランスやイギリスなどは国家承認する方針を示しています。

 石破総理大臣は、国連総会に合わせて今月22日にニューヨークで開かれるパレスチナ問題を巡る会合には出席しない見通しです。

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