2025-09-03 11:58:19 配信

「石破おろし」おさまらず… 麻生氏 臨時総裁選要求へ

 石破総理大臣の退陣に直結する自民党総裁選挙の前倒しについて、麻生最高顧問が実施を求める方針を固めました。

 (政治部・平井記者報告)
 麻生氏は石破総理が自ら進退を判断すべきとの考えでしたが、続投方針が変わらず、党の立て直しのためには総裁選前倒しが必要と判断しました。

 党内唯一の派閥、麻生派には43人が所属しています。

 麻生氏は3日午後、派閥の研修会で自身の考えを明らかにする見通しです。ただ、派閥の議員の動向は縛らない方針です。

 また、2日から3日朝にかけて、新たに3人の副大臣から「総理が自ら進退を明らかにしなかった」として、総裁選実施を求める声があがりました。

武部文科副大臣
「新しい自民党の出直し・作り直しをするには総裁選はやるべき」

 さらに、両院議員総会の直後に行われた中堅議員の会合には25人ほどが出席し、出席者によると前倒しを求める方針で一致したということです。

 「然るべき時期に決断する」として鎮静化を図りたい石破総理でしたが、総裁選を求める声は収まりそうにありません。

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