2025-08-27 15:32:55 配信

日豪「2+2」 国民退避で連携へ 9月に覚書締結 「もがみ」型護衛艦の視察も

 政府は来月上旬にオーストラリアと外務・防衛閣僚会合「2+2」を開催し、有事の際に国民を退避させるため、お互いに協力する覚書を交わす方針を固めました。

 政府関係者によりますと、岩屋外務大臣と中谷防衛大臣は来月5日に来日するオーストラリアのウォン外相とマールズ国防相と会合を行う予定です。

 オーストラリアは去年5月に南太平洋のニューカレドニアで暴動が起きた際に日本人の退避に協力した経緯があり、こうした際の相互支援について両国で覚書を締結する方針です。

 また、中谷防衛大臣とマールズ国防相は会談後に横須賀に停泊している「もがみ」型護衛艦を視察する予定です。

 オーストラリア海軍は新型フリゲート艦導入計画の中で日本の「もがみ」型をベースにして共同開発をする案を今月5日に選定しています。

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