2025-08-27 17:42:26 配信

国民民主党 「薄氷の勝利」参院選を総括

 国民民主党は両院議員総会を開き、参議院選挙の総括を取りまとめました。大幅な議席増の結果を「薄氷の勝利」と位置付け、引き締めを図っています。

国民民主党 玉木代表
「良い面と同時に課題も見えてきた選挙だったと思います。しっかりとですね、総括をしたうえで、次につながる組織体制や、そしてまた人事も含めてですね、体制強化を図って参りたい」

 参院選の総括では、改選4議席の4倍以上の17議席を獲得した結果について「実態は薄氷の勝利だ」「衆院選以来の風をなんとか維持できた結果であり、地力が付いたと過信してはならない」と指摘しています。

 そのうえで「多くの既存政党が古い政治として否定された。」と振り返り、「党の基本政策を維持しつつ時代の変化に応じ、新しい答えを追求していく必要がある」と強調しました。

 立憲民主党との候補者調整については「一人区を中心に一本化したにもかかわらず議席を落とした選挙区もあり、有権者に理解を得られない側面もあることが明確になった」として「見直しが必要だ」と明記しました。

 次の衆議院選挙に向けては予算を伴う法案や内閣不信任決議案を単独で提出できる51議席の獲得を目指し、候補者を積極的に擁立する方針です。

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